男性育休STEP 4 育休取得に向けた職場での立ち回り方

公務員ニコの生存戦略

こんにちは!現役公務員兼不動産投資家のニコです!
今日は育休を取得するか悩んでいる方や、
育休取得に向けて準備している方に向けて、
育休取得の「STEP 4育休取得に向けた職場での立ち回り方」
について解説します。

ニコは現役公務員として、育休を取得しました。
かけがえのない素晴らしい経験でしたので、是非皆さんにも取得してほしいと心から願っています。
こちらの記事に、「男性公務員の育休取得」についてまとめていますので、
是非ご確認ください。

また、各STEPのリンクは最後に張り付けておきますので、要チェックやで~~★

※国や地方ごとに休暇制度は異なります。
 ニコのブログも参考にしながら、必ず自分の組織で、利用できる制度や条件を確認してくださいね!

育休は、もちろん申請の基づき自由に取れるものではありますが、
職場の理解を得て取れれば、気持ちよく育休期間を過ごせます。
育休中、家事育児に全集中できるよう、しっかりと職場を回しておきましょう!

①休暇・休業の取得計画を考えよう!

奥さんと子育て期の働き方や休み方についてコミュニケーションをとり、
休暇・休業の取得計画を考えましょう。
育児休業だけでなく、出産支援休暇や育児参加休暇等、様々な休暇や休業を駆使して、
なるべく奥さんの気持ちに寄り添った育休取得ができるよう、しっかりと考えましょう。

そして、自身が考えたプランは、
何でも良いので「育休取得計画書」としてまとめ、直属の上司に提出しましょう。

②育休取得計画書を基に上司と面談しよう!

職場の上司と効果的な面談を行うためには、
以下の流れを意識して、面談の準備をしておきましょう!

(1)配偶者の妊娠が分かったら子供の出生予定を報告
(2)休暇の取り方や復帰後の働き方等を検討し、育休取得希望時期等を検討
(3)面談前に、上司に育休取得計画書をメールで送付

★面談時に上司に伝えるようにしたいこと
✔周囲への公開時期(公開範囲)⇒早い方が根回しが楽なので、私は早い方がおすすめ。
✔活用したい休暇制度・取得時期⇒なるべくいろいろな休暇を使いましょう!
✔業務の引継ぎ範囲⇒上司としっかり詰めておくべき内容です。
✔奥さんの休暇予定、状況⇒奥さんともしっかり話しておきましょうね。
✔不安に思っていること⇒全部さらけ出しましょう!配慮してもらえるタイミングはここだけです!
✔今後のキャリアへの展望⇒昇任選考があるタイミングでの育休取得などで聞かれれば。

※以上の事項等を考え、事前に整理してから面談に臨むとスムーズです。

③引継ぎは漏れないように!整理整頓は将来の自分への投資にもなる!

引継ぎしやすい仕事の進め方は、いざという時に役立つ「将来への投資」です
✔担当業務で必要な情報が誰からでも「探しやすい」よう、データや資料を整理する
✔担当業務の進捗状況について、共有できる仕組みをつくる
✔担当業務の関係者の連絡先がすぐに取り出せる
✔「定例業務」と「突発業務」などを分けて整理している
✔進行途中の案件に係る課題等について全て把握し、まとめている


こうした一つ一つの準備が、育休中や育休復帰後の自分を救います。
育休取得に向けて計画的に仕事を終わらせることも重要ですが、
休暇中まで、仕事をゼロにすることは不可能ですよね。

そのためには、普段の業務をいかに分かりやすく整理整頓しておくかが重要になります。
そして、この副次的な効果は、自分自身の生産性向上にも繋がるという点です。
私は、この整理整頓をしたことによって、業務への理解が深まりました。

育休復帰後も子育ては続きます。
むしろそこからが、仕事と子育ての両立で厳しい時期が続きます。
将来の自分が楽をするためにも、仕事の整理整頓を徹底して行いましょう!

④周囲へのフォローを忘れずに

⑴上司には報・連・相をしっかりと行おう!
業務の進捗について情報共有し、不安な点ほど早めに報告しましょう。
私は妻の妊娠が分かってすぐ直属の上司に伝えたので、
「業務分担など配慮しやすかった。」「スケジュールも組みやすかった」と言っていただけました。
また、私がいるうちに解決すべき事項などを優先して行ってもらえるなど、
上司にはしっかりと報・連・相することが重要と感じました。

⑵同僚にも報告し、引継ぎを考えながら業務を進めよう
「パパ職員」になったことを、職場へ報告し、共有しましょう。
私は上司に報告してすぐに職場の同僚にも伝えました。
後輩たちは、「ニコさんがいるうちに、早く引継ぎして!!」
逆にプレッシャーをかけられたくらいです。
先輩方からも声をかけて頂き、育休を応援してくれる先輩が多く、とても心強かったです。
それぞれの職場環境によると思いますが、胸を張って育休取得を宣言しましょう!

⑶連絡体制をまとめておこう
自分自身の連絡先はもちろんですが、実家の連絡先なども含めて、職場に伝えておくのも手です。
また、パパ自身が職場に連絡を取りたい場面も多々出てきます。
子供が生まれてから出生届の写し母子手帳の写しなどを職場に送付することもあるでしょう。
休暇取得の手続き各種手当の給付時期など、色々と人事担当者へ質問する場面も多いはずです。
パパ職員が連絡を取りたい相手の連絡先もしっかりとメモしておきましょうね。
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本日は以上です!
職場の上司や同僚から応援してもらえるよう、丁寧に足場固めをしていきましょう。
育休はすべてのパパが自信をもって取得するべきだと思いますが、
「自分が育休を気持ちよく取得できるのは、代わりに働いてくれる上司や仲間がいるからだ」
という感謝も忘れてはいけないと思います。
育休取得の前後では菓子折りを持っていくだけでなく、
しっかりとした言葉で、「最大限の感謝」を伝えましょう!

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