男性公務員の育休取得、給料・キャリアの心配は不要!

働き方の話

こんにちは! 

現役公務員兼不動産投資家のニコです!
「今日は公務員の育休について」です。

イクメンという言葉が生まれてから久しいですが、
男性公務員の皆さん、育休取れてますか?
「育休で給料が貰えなかったら不安だ。」
「キャリアに差し支えないか気になる。」
育休取得に及び腰になっている方もいるかもしれませんね。

本日はそんな悩みを解消できるよう、
悩みながらも、実際に育休を取得した現役公務員の体験談を交えながら解説します。

控えめに言っても育休最高ですよ?取らない理由がないです。

①公務員の育休取得率は?

国家公務員の育休1ヶ月取得率は、85%ということです。
民間企業の取得率が7%程度と考えると、これはすごい数字ですね!

一方で、市町村や都道府県などは、まだまだ民間と同水準だと思います。
私は長男の時に育休を取得できませんでした。
忙しかったと自分では言い聞かせていましたが、単純に準備不足でした。
産まれる日は分かっています。そこに向けて仕事量を調整するだけです.

私は妻が次男を妊娠した時に、「今度こそ育休を取ろう!」と決意し、
効果的な育休の取得方法や給与について調べるともに、
上司に出産後に育休を取得したい旨伝えました。

育休の取得は正当な権利です。
相談という姿勢ではなく、しっかりと自分の思いを伝えましょう。

「家庭を支えたいので、育休を取得します。」
「今の職場だとマンパワーが不足しますので、育休を取れるような職場へ異動をお願いします。」

私が伝えたのはこの2点だけです。上司は即OKしてくれました。
次男が生まれ、働き下がりの30代前半で育休を2ヶ月取得ました。

②育休取得ロードマップ

育休取得の経験を基に、育休取得ノウハウについて共有します。
育休の取得にはそれぞれステップがあります。
是非STEPごとの情報をチェックしてください。

STEP 1 「パパ」に求められていることを理解しよう!
STEP 2 パパ職員が利用できる両立支援制度をチェック!
STEP 3 育休でもらえるお金は全部頂こう!!申請できる手当等をチェック!
STEP 4 育休取得に向けた職場での立ち回り方
STEP 5 先輩パパのおすすめアイテムを確認しておこう!
STEP 6 育休中のイレギュラー対応をマスターしよう!

育休はただの休暇ではありません。
奥様の気持ちに寄り添えるように、
職場を気持ちよく離脱できるように、
家庭で戦力となれるように、

しっかりと事前に準備して、育休に入りましょう!

③給料が無くても生活が成り立つか

住宅ローンなど、家計はご家庭の事情によるので、
あまり無責任な事は言えませんが、
『貯金は出来ないけど、生活はできるな』というレベルではないでしょうか。

育休中に貰える各種手当は以下の通りです。

育児休業給付金<育休開始から180日目まで>
⇒育休に入る時点の標準報酬月額の67%×育休月数
例:標準報酬月額360,000円、育休を180日取得する場合
360,000×0.67×6月 = 1,447,200円(241,200円/月)

<育休開始から181日目以降>
⇒育休に入る時点の標準報酬月額の50%×育休月数
例:標準報酬月額360,000、育休を更に180日取得する場合
360,000×0.5×6月 = 1,080,000円(180,000円/月)

※いずれも勤め先で申請します。
※共済掛金が免除になったりするので、手取りは復帰前の給料の8割くらいの印象です。

出産手当金
⇒日給(標準報酬月額を30で割った金額。)×0.67×産休日数
例:標準報酬月額360,000円、産休日数が約3か月(60日)の場合
360,000÷30=12,000円
12,000円×0.67×60日 = 482,400円(160,800円/月)

※勤め先で申請します。

出産育児一時金
⇒子供1人あたり420,000
※医療機関で申請します。

ただし、各種手当を貰うのには時差があります。
私が育休手当を貰ったのは、何と復帰後でした…。

この間は自分の貯金で食いつなぐ必要がありますので注意してくださいね!

私の場合は、不動産投資の家賃収入やFXの収益もあったので、
本業で貰えるお金が少なくなってもダメージが限定的
でした。
この点からも、副業はしておくべきだ、と強く言いたいですね。

公務員の副業については別記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。

④キャリアへの影響

職場でメンターをしていると、
「昇任が遅れるなど、キャリアへの影響が出るのではないか?」と心配される方もいます。

答えはNO。逆に評価されるくらいと考えておきましょう。

2019年、ニコは育休を取得し、不動産投資も兼業申請してしまいました。
そして、その年度に何事もなく昇任試験に合格し、翌年度に昇格しました。
この結果から、育休取得も兼業も、キャリアへの影響はないと断言できます。

昇任試験の面接では、育休取得について質問されましたが、面接委員の方も
「これからの時代は育休取った人が管理職にならないと、部下の相談に乗れないよね。」
という発言もあり、私の育休取得は私の昇任を後押ししてくれた
とさえ思っています。
是非育休取得に臆することなく、チャレンジしましょう。

⑤ニコが育休を取った時の体験談!

ニコが実際に育休撮った時の体験談は別の記事でまとめています。
肩の力を抜いて、育休に入ってほしいなぁと思います★

本日は以上です!

男性公務員の皆さん、育休取りましょう。
働き方を見直す機会にもなるかもしれませんし、
何より、ママも子供も、助かるはずです。
ライフステージが変わる瞬間です。是非育休を取得して楽しんでください!

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