30代の働き方・過ごし方

働き方の話

こんにちは!公務員兼不動産投資家のニコです!

人生100年を24時間で考えると、30歳~39歳は7時~10時くらいです。
30代で老けを実感する時もあるかもしれませんが、まだまだ午前中なんですね。

さて、休日の7~10時に動き出すと、一日が豊かになった経験ってありませんか?
30代も同じです。しっかりとこの時間帯に動き出し、一生を豊かに過ごしましょう。
今日はそんな30代の公務員に考えてほしい30代の働き方・過ごし方についてお話します。

①キャリアについての考え方

30代になると、それぞれのキャリアが見え始めてきます。
ポンポン昇任していく方もいれば、中々うまく仕事がいかない方、
転職を考える方もいるのではないでしょうか。

突然ですが、
「世界には君以外に歩めない唯一の道がある。」という言葉はご存知ですか?
ニーチェの言葉です。
若干スピリチュアル的ですが、これは本質を突いています。

望まない異動や、昇任試験に不合格してしまった方。
20代から頑張りすぎて30代で心身の調子が悪化した方。
公務員を辞めたい方
もいるでしょう。
色々な方がいるのかなと思います。

ただ、どの道も、あなただけしか歩めない道です。
『人生=仕事』ではありません。「仕事は人生の一部」のはずです。
人と比べることなく、自分の人生とキャリアを築いていきましょう。

②ライフステージが大きく変わる

30代というのは、ライフステージの転換期でもあります。
結婚して子供を授かる方もいれば、親御さんの介護の可能性があります。
任される仕事が増えていく中で、
ライフステージの変化に対応する事が大変な場面が、きっと多くあることでしょう。

ライフステージの変化で気を付けておきたいことは、
20代の頃ように遠慮したり、無理をしたりしない事です。

幸い、公務員の休暇規定等はしっかり整備されています。
子供が熱を出したら自分も休みましょう。
親御さんが病院へ検査に行くのであれば、同行してあげましょう。

誤解を恐れずに言うと、公務員の仕事よりあなたの人生の方が大事だということです。
私は部下を持ってからよく考えるのですが、仕事はいつでもできます。代わりだっています。

しかし、子供の成長はその時だけですし、親孝行できる時間だって限られています。
あなたの人生を豊かにするのは、仕事だけではありません。
身近な家族や友人などとの時間も、きっとあなたの人生を豊かにしてくれると思います。

③自分自身を大切にする

もうひとつ大事にしてほしいのは「自分自身」です。
これは2つの観点から大事にしてほしいと思います。

1つ目は、心と体を大事にしましょうという事です。
<①キャリアについての考え方>
<②ライフステージが大きく変わる>
でお伝えした通り、30代はワークもライフでも転換期に当たります。
ストレスが多くなる年代という事は間違いないはずです。

毎日の運動、食事、睡眠時間をしっかり確保できれば言う事なしですが、現実的に難しいですよね。
そこで私がおすすめするのは、「年に2回健康診断に行こう」ということです。

1回は職場で。もう1回、民間の病院に診てもらいましょう。
それをするだけで、身体的なリスクは大きく軽減されるはずです。

では、心の面はどうでしょうか。
最近は『「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる』
が大ヒットするなど、現代社会は多くの方が疲弊していることが分かります。

そのような中で、精神的な病気を抱えてしまう方もいると思います。
うつ病等は、簡単に言えば、心の風邪です。そして、風邪を引いたら病院です。
少しでも異変を感じたら遠慮せずにクリニック等へ行きましょう。

2つ目は、「君を成長させる事ができるのも、君だけだ」という事です。
成長には読書やセミナーなどいろいろな手段があると思いますが、
忙しさを理由に自己啓発や自己投資を止めてしまうことがあってはなりません。
(お勧めの本はこちらのページでも紹介しています)


家庭と仕事、どちらも充実する故、とても忙しい毎日だと思いますが、
通勤時間や昼休み、寝る前の10分など、細切れでも良いので時間を作りましょう。
それがきっと、あなたの成長に繋がるはずです。

④人生100年時代に立ち向かう覚悟があるか

厚生労働省の調査によると、日本人の平均寿命は女性87.45歳 男性81.41歳です
(出典:厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」)
ただし、これは数字のトリックがあります。あくまで、平均年齢という事です。
つまり、0歳児で亡くなられた赤ちゃん等も全て含めた平均ということです。

では、実際に、今の50~60代の方は何歳まで生きるでしょうか?

上記厚生労働省の調査をもとに、
医療経済学者の永田宏・長浜バイオ大学教授(医学博士)が行った試算によれば、

●現在60歳の人(1958年生まれ)/男性89.0歳、女性96.1歳
●現在55歳の人(1963年生まれ)/男性90.0歳、女性97.1歳

とのことです。
医療技術が進歩していくので、30代40代が人生100年というのは現実的なわけです。

また、内閣府の最近の調査によると、
「何歳頃まで収入を伴う仕事をしたいか?」との質問に対し、
『働けるうちはいつまでも』と回答した方が約4割で最多。
『70歳くらいまでもしくはそれ以上』との回答と合計すれば、
約8割が高齢期にも高い就業意欲を持っている事が分かっています。
(出典:平成30年版高齢社会白書)

この2つのデータが、30代の我々に発しているメッセージは何でしょう。
「長く生きること=長く働くこと」なのでしょうか。
もちろん、働くことは尊いことだと思いますが、
自分がどのように人生の後半戦を過ごしたいか、
選択できる状況にしておくことが重要
です。

自分が100歳まで生きることを前提に、
セカンドキャリアを見据えた準備をしておかなければなりません。

自分にできることは何か、
人生100年時代はもう目の前です。覚悟を持って、準備をしましょう。
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本日は以上です。

公務員で活躍される30代の皆様にとって、
少しでもヒントになることが書けていれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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