不動産投資の基礎知識 初心者が知りたい「不動産業者の種類」

ニコの不動産投資

こんにちわ!
現役公務員兼不動産投資家のニコです!
今日は初心者がぶつかる「不動産業者って何?」という疑問について解説します。

不動産投資初心者のうちは「不動産業者」の種類が多すぎて、
どの不動産業者が何の役割を担っているのか、混乱しますよね。

今日はそんな不動産投資にチャレンジしようとする方が、
これから関わる「不動産業者の種類」について解説します!

私も何度も書籍やインターネットで調べましたが、
分かりやすく解説してくれる記事は少ないです。
全くの初心者の状態から独学で200冊以上の不動産投資本を読んだニコだからこそ、
初心者の気持ちに寄り添った解説ができると思います★

それぞれの業者さんの選び方もお伝えしますので、
初心者だけでなく、全ての方に参考になる記事になっていると思います!

①不動産業者の種類は大きく3つ!

「不動産業者」は3種類です。
A不動産売買の業者(例:東急リバブル、三井住友不動産販売など)
B不動産管理の業者(例:エイブル、アパマンショップなど)
C客付仲介の業者(例:ハウスコムなど)

「不動産業者」は簡単に言うとこの3種類だけなのですが、
それぞれが兼務することで「不動産業者」の解釈を広げて分かりづらくしています。

例えば、区分マンションを売買(A)をしながら当該物件を管理する不動産業者(B)
管理業務を受託する会社(B)はほとんどが自社で客付け(C)もやっています。
さらに、売買(A)管理(B)客付け(C)全てやっている業者もあります。

よく「仲介業者」と言われることもありますが、これも分かりづらくしている要因の一つです。
「仲介業者」も「売買仲介業者」(A)と「客付け仲介業者」(C)がいるからです。

どうですか?既に色が重なりまくって分かりにくい
事が分かると思います(笑)

では初心者の方はどの不動産業者と関わるべきなのか?
以下のステージごとに確認いきましょう!

⑴不動産を所有していない時(物件を探している時)
不動産売買業者(A)に連絡を取りましょう。

⑵購入する物件が決まる前後の段階
不動産売買業者(A)に「不動産管理業者(B)はどこか」確認しましょう。
区分投資などは(A)がそのまま管理する場合(A=Bの場合)も多いです。
アパートの場合は、(A)とは別に不動産管理会社(B)がいるパターンが多いですね。

⑶不動産を購入し、入居者を募集する場合
基本的に物件管理は入居募集も含めて全て不動産管理会社(B)が対応します。
なので通常は「B=C」のケースが多いです。
もし管理会社(B)が管理専業の場合(B≠Cの場合)は、
Bとは別に客付仲介会社(C)への営業活動等が重要になってきます。

⑷不動産を売却する場合
売却時は不動産売買業者(A)とのやり取りが復活します。
⑵で言う「A=B」の場合は普段お付き合いしている管理会社(B)に連絡するだけなので
手続きもスムーズだと思いますが、
少しでも高く売却したい場合は、売却に強い不動産売買業者(A)を探すことも大切です。

いかがでしたでしょうか。簡単な説明ではありますが、
不動産投資のサイクルとしては
「A(a)⇒B⇒C⇒A(b)」という流れを辿ります。
通常、1つの物件にA(a)社は1社だけです。
(B)も途中で管理を切り替えない限り、お付き合いするのは1社だけです。
(C)は空室が多い場合などは4~5社関係を持つことになるかもしれません。
売却時のA(b)も多数に見積もりを取ってもらう場合などは複数社との関係になるでしょう。

それでは、次から、どのような不動産業者を選んでいくべきか、
簡単に解説します!

②不動産売買の業者(A)

物件探しにおいて関わる不動産売買業者は、様々なタイプの業者様がいらっしゃいます。
区分投資に強い業者様もいれば、アパートに強い業者様、
金融機関とのコネクションが強い業者様など、様々です。

また、別の見方にはなりますが、
不動産業者様からの批判を覚悟で、不動産業者様も3種類のフェーズがあると思います。
⑴不動産投資を理解していない業者様
⑵不動産投資を理解し、投資家のニーズに合った提案をしてくれる業者様
⑶⑵であり、かつ、金融機関とのパイプがある業者様

です。

ニコもアパート1~3棟目を買う際に、実際に業者様にも150人以上お会いしていますが、
私の体感で言うと、⑴90%、⑵9%、⑶1%の割合ですね。

正直⑶に合うのは至難の業です。
私は信頼できる社長さんを3人お付き合いがありますが、いずれも先輩投資家からの紹介でした。

なので、初心者の方は⑵の業者様とお付き合いできるよう、
勉強を重ねながら不動産投資にチャレンジしましょうね。

どんな不動産売買業者と付き合うべきかについては
「不動産投資 超優秀売買業者の選び方」の記事で
もっと具体的なポイントを解説していますので、是非確認してください!

③不動産管理の業者(B)

不動産投資・賃貸経営の重要パートナーである不動産管理業者様は、
個人的には一番丁寧に関係を築いていかなければいけない方々だと考えています。

どんな不動産管理業者と付き合うべきかについては
「不動産投資の命運が決まる!「管理会社の選び方」」で詳細に解説していますが、

⑴「客付け力」
⑵苦情対応等のスピード・フットワーク
⑶時代を捉えたIT対応力

を有している管理会社を選びましょう。

管理会社は賃貸経営の最重要パートナーです。
大家のイエスマンではダメで、物件の問題点をズバズバ言ってくれる管理会社が理想です。
パートナーとして真剣にアドバイスしてくれる管理会社
二人三脚で歩める管理会社
を見つけましょう!

④不動産客付仲介の業者(C)

空室が多い場合などは、客付けの強い仲介店を味方につけなければ
経営として成り立ちません。
継続的に質の高い入居者を紹介され続ける勝てる不動産投資チームには
強力な客付け担当者がいる
ものです。
一般的には『管理会社B=客付けC』が多いのですが、
管理会社Bの了解をもらえれば、仲介専門Cとの関係構築も可能です。

どんな不動産客付仲介業者様を選ぶのかについては
「不動産投資 満室経営に客付けエースは不可欠!」の記事で
もっと具体的なポイントを解説していますので、是非確認してください!

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本日は以上です!
初心者が分かりにくいと思う不動産業者様の種類について解説しました。
不動産投資において、不動産業者様は言わずもがなキーマンです。
買う時も、経営するときも、売る時も…全てのフェーズでお付き合いがありますし、
どの段階でも選び方を間違ってはいけません。
だって、ここで間違えなければ不動産投資の勝率はグーンと上がるわけですから。

自分に合った不動産投資を導いてくれる業者様を見つけましょうね!

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