新入社員が意識するべきこと

働き方の話

現役公務員兼不動産投資家のニコです!
今日は「新入社員が意識するべきこと」についてお話します!
ニコが公務員なので公務員向けに書いていますが、民間企業の方も参考になると思います!

僭越ながら、ニコは入社1年目から同期で最高評価をもらい続けています。
「難しい事をしているのか?」と言われれば、そうではないんです。

頭の悪い私でも出来たので、皆さんも絶対にできます。
しっかりチェックして、抜群のスタートダッシュを切りましょう!

①絶対に守るべき3ルール!

これだけは守ってほしい3つのルールがあります。
いずれも明日からすぐできます!ぜひ真似してください!

⑴いかなる理由があっても遅刻をしない。
『寝坊』『二日酔い』は論外ですが、有りがちな『電車の遅れ』等も含めて、全てです。
刻をしないのは当たり前に思われがちですが、徹底出来ている人は意外と少ないものです。

「何があってもあいつは職場にいる」「あいつはしっかりしているな」
ただ遅刻しないだけで、図らずとも職場の人に認識してもらえます。

私のエピソードを2つ話します。
一つ目は、私は毎朝8時過ぎに出勤していたのですが、
毎週1回は職場の方々の当日休や事故欠勤に関する連絡をもらっていました。
そうすると、職場の全員から「ニコは毎朝必ずいるね。」と認識されていくわけです。
朝の会議資料の準備など、仕事のチャンスも増えていきました。

二つ目は、大きなイベントの当日に、通勤時間帯にJR主要路線が人身事故で止まり、
朝に職員が参集できない時がありました。
私は何かあったら嫌だと思い、いつもより1時間早く職場にいたので難を逃れたのですが、
その時にもう一人だけ来ていた人がいました。それが当時の部長でした。
部長と私が二人で作業したのは、せいぜい1時間程度だったと思いますが、
それでも部長は「あの時ニコ君がいてくれたから助かった」とよく言ってくれます。
その後、部長から直発注の仕事が増えたのは言うまでもありません。
また、組織のトップを担う方がどのようなマネジメントで仕事に向き合っているのか、
危機管理能力の重要性を密かに実感した瞬間でした。

⑵50点で良いので早く提出する。

これは、岩瀬大輔さん「入社1年目の教科書」でも書かれている内容ですが、
若手時代に必ず意識しておきたい内容です。
誰もがプライドがありますし、自分を格好良く見せたいものです。
でも会社にはそんなものは一切不要
ですね。

あなた一人ではなく、組織で結果を残すことが求められますので、
1年目のあなたにできる仕事は限られています。

「分からないことは何でも聞く。何度修正されても素直に受け止める。」

こうした小さなトライ&エラーの積み重ねで、我々は成長していくものです。
入社したばかりのあなたが、仕事ができなくても何も恥ずかしいことはありません。
「あいつはまだ新人だから」と言われるボーナス時期です。
このボーナス時期を逃すと、
「あいつは2年目になっても○○できないのか」こう言われてしまうのです。
ボーナス期間を最大限有効活用して、小さな失敗をたくさん積み重ねましょう。
それが、あなた自身の基礎を固めてくれるはずです。

⑶「雑用こそチャンス」というマインドを持つ

新聞の切り抜き、コピー取り、議事録起こしなど…
デジタル化が進む時代に消え去りそうな雑用の数々ですが、
どんな雑用にも自分が学べるチャンスがあると感じて仕事をすると日々の充実感が変わります。

新聞を切り抜きながら最新情報を収集し、行政職員として知識を蓄えましょう。
コピーを取りながら、施策の最先端をこっそりのぞきましょう。
コピーでは、先輩方がどんな資料を作っているのか、スキルを盗むこともできますね。

何人もの後輩や部下を見てくると、こうした雑用1つでも差があるなぁと実感します。
・資料を使いやすようホチキス止めしてくれる。
・新聞の切り抜きでマーカーを引く場所を聞いてくれる。
・「先日の資料のココを真似してみました!」と前向きに資料を作ってくれる。

こうした姿勢の部下を見ると、手塩にかけて育てたいと思うものです。

どんな作業にもあなたが関わる意義があります。
雑用のような仕事でも腐ることなく、「私の雑用レベルは天下一品だ!」と誇れるよう、
前向きに取り組むことで、必ず誰かがその姿勢を評価してくれます。

②キーマンは誰なのかを見極めよう!

新入社員が次に意識すべきことは「キーマンは誰なのか」についてです。
これは、ゴマ擂りをしろと言っているわけではないです。

ただし、新入社員はどうしても『あいつはまだ若い』『未熟だ』と評価されがちなので、
仕事を進める際に不公平なジャッジを下されることが良くあります。
先輩職員の方が知見も豊かであることは事実ですが、時代遅れの職員がいるのも事実。
公務員はまだまだ年功序列の社会なので、こんな時にどうすれば良いのかというと、
自分の味方になってくれるキーマンに応援してもらうことが重要です。

私は3種類のキーマンをお勧めしておきます。

⑴皆に慕われている中核職員
⑵先輩女性職員
⑶自分の役職より2~3上の上司

⑴皆に慕われている中核職員Aさん
職場には、いわゆる人気者の職員がいると思います。
職場のみんなに信頼されている職員の信頼を得ることができれば、
職場で振る舞いやすくなるはずです。
中核職員Aさんには組織内外の方々が寄ってきます。

「最近、Aさんのところにニコ君が入社したけど、どんな感じ?」

人間誰でも、人の事を評価したがります。
情報は人気者に集まりますので、皆Aさんのところに行くんですね。

Aさんに「ニコ君はよく頑張ってるよ」

こんな感じで応援してもらえれば、あなたの評判は一気に職場内外に広まるでしょう。

⑵先輩女性職員Bさん
今の時代、「男女差別ではないか!」と怒られてしまう可能性もありますが…
一般論ではなく、あくまで私の経験ということで御容赦頂ければ幸いです。

職場はアンオフィシャルな関係性で仕事が驚くほど進む場合があります。
女性の力は偉大です。
普段ビクともしない男性上司も、Bさんのパワーに押されて方向転換してくれます。
男性職員の多くが賛同してくれると思いますが、
女性の推進力は味方にすると、とても心強いものですよね。

ぜひ巻き込んで課題解決に向かいましょう。

⑶役職が自分より2~3個上の上司Cさん

これは多少高度な根回しかもしれませんが、役職が上がるに連れても使える社内政治テクです。
普段一緒に仕事をしている直属の上司というのは、どうしても日頃の関係があるので、
思い通りに主張できないこともあるかと思います。

そこで、Cさんの力を使いましょう。
ただし、露骨に偉い人に群がるのはご法度です。全員から見抜かれます(笑)
では、どうしたら良いかと言うと…

・レクで積極的に発言する。
・起案文書や事業報告の時に積極的に会話する。

こうした小さな努力の積み重ねが必要です。

役職が上の人ほど、若い人と話す機会が少なく、新鮮な意見を求めています。
顔を覚えてもらったら最高です。

「あの件だけど、ニコ君が詳しかった気がするから一緒に進めてね。」
こんな感じで後押ししてもらえます。

③自己成長の必要性

新入社員が意識すべきことの最後は「自己成長の必要性」についてです。
公務員の仕事は、誰でもどこでも大差ありません。
国家公務員であろうと地方公務員であろうと、本庁職場であろうと事業所職場であろうと。
学歴も関係ないので、スタートも平等です。

では、数年後になぜ差がついてくるのか。

答えは1つで、「どれだけ成長しているか。」それだけです。
成長には2種類あります。
一つ目は職場での成長。二つ目は職場外での成長です。
どちらもバランスよく進めていく事が重要です。

職場ではお金をもらいながら成長することができます。
働きながら自分のスキルを高め、そして仕事で成果を残していく。
無駄な残業は自分の価値を低下させるので厳禁ですが、
仕事の成果(住民サービスの向上)につながるような自己研鑽は推奨されます。
成果を残し続ける事で、どんどん仕事も与えられてきます。
成長の機会も加速度的に増えていくでしょう。

また、職場外での自己研鑽も重要です。
一番身近なのは読書ですが、資格取得を目指したり、セミナーに通ったり、
自己成長の手法は様々
です。
公務員はお役所仕事なので、閉塞的な世界に陥りがちになります。
公務員としての自分だけでなく、人の社会人として幅広い知見を身に付けることで、
令和時代を生き抜く社会人になれる
のではないかと思います。

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本日は以上です!
明日から意識できるアイデアばかりだったかと思います。
是非取り入れられるものから取り入れて頂き、職場で活躍しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

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